2021年昨今、SDGs活動が一般家庭でも意識される世の中になりました。フェアトレードはまさにこれの先駆けです。

フェアトレードと言う言葉は早くから意識の高い一般家庭に普及しているようです。

そこで自社が扱っている商品はフェアトレードなものなのか？これに疑問を持ち調べ出したところ、実は太陽光パネルも例外ではなかったのです。

結論から言うと太陽光パネルの製造過程において問題がありました。それが一部の報道では有名な話しですが「ウイグル自治区問題」です。

太陽光パネルの大きな核を担う「セル」という半導体部分があります。この太陽光パネルの部品の生産過程で奴隷制度がありC国が欧米諸国から非難されているのです。

つまりフェアトレードではないという事と受け止めました。

ハッキリとした事実確認ができていませんが日本に輸入されている太陽光パネルの大半に使われているセルがC国のウイグル自治区で製造されたものです。

 

フェアトレードとは？

先ずは「フェアトレードとは？」からお話ししたいと思いますが私は太陽光に関しては専門家ですが、これに関しては専門家ではないのでリンクを貼っておきますので詳しく知られたい方はこちらをどうぞ。

↓↓

フェアトレードジャパン公式ページ

 

私の見解で簡単に説明します。

安い商品を求めると原価を下げるのが簡単なのですが、その一つの方法として商品の製造過程を貧困国に持って行くことにより安い賃金で働いてもらうと原価は下がるのです。

しかしこれがその国の正当な賃金であればフェア（公平）トレード（取引）と言えるのですが、更に安いタダ同然の賃金で奴隷の様に働かせている現実もあるのです。

これがフェアではないのでフェアトレードされた商品を買いましょう。と言う運動かと理解しています。

 

フェアトレードされたソーラー（太陽光）パネルとは？

フェアトレードされていない太陽光パネルがあるのはご存知でしょうか。

フェアトレードと言えば有名な商品は「コーヒー」や「チョコレート」「衣類」ではないでしょうか。

これ等の商品は既にフェアトレードに注目され意識が高い方々には当然の商品となります。

では「太陽光パネル」にもこの様なことがあるのか？と言う話しになりますが、先に述べておりますように実在したのです。

ウイグル自治区問題で一部の方はご存知ですが有名になった話しはUNIQLOですね。他業種でも、これは事実確認はできていない様ですが関与している日本企業は多くあったようです。※無回答のため事実確認できていない様です。

 

一方、日本に輸入されている太陽光パネルの殆どは中国製です。メーカーが日本法人であっても大半の製造国が中国ですのでほとんどそれになります。

全てがフェアトレードされていない太陽光パネルかと言うとそうではありませんが、ウイグル自治区で創られた安いセルの半数以上は中国などで使われているようです。

また先日学んだことなのですが中国で生産された太陽光パネルの殆どがアジア圏で消費されているそうです。欧米はこの事実を知ってか知らずか中国からは購入していない様です。

時代の波に伴い、売電単価も下がり、それに合わせる様に太陽光パネルの値段も下がって来ました。

もしかしたらその裏には公平な取引（フェアトレード）ではない安く製造したパネルが出回ったおかげもあったのかも知れません。この事実を知らずして当社としてもこれに加担した太陽光パネルを使用していたのかも知れません。

またこれからも売電単価は下がります。という事は製品の原価を下げて行かないとお客様へのメリットが減ります。価格を下げるためには安い商品を探すしかない。安い商品はフェアではない商品が多い。かと言って原価を下げず今までのシステム構成してもお客様に選ばれない可能性がある。そうなると手が出ない商品になってしまう・・・。

では無料設置のパネルはどうでしょうか？

0円設置とよく最近聞き出しましたが0円という事は業者が先に太陽光パネルを無料で設置してくれるのですがこれは後にお客様のモノになります。この時にも極力原価を下げたいので通常よりも安いパネルを選びます。

すると自分の意思とは裏腹に、そんな太陽光パネルが設置されるかも知れないのです。

どの商品でもそうですが、フェアトレードされた商品を選ぶと他と比べると高い商品が多いです。もちろん太陽光パネルも例外ではありません。

しかし「正規に製造するとこれが普通の価格である」とご理解ください。

 

フェアトレードされた太陽光発電システムとは？

当社でも、特に私もこの様な問題に興味を持っておりますので扱っている太陽光パネルの製造過程を調べました。

2021年度現在、当社で主に扱っている太陽光パネルはこちらです。

1. ⒈REC Solar
2. ⒉長州産業

この2メーカーです。

⒉長州産業はセルから全て日本製なので、まず問題ないでしょう。自国の生産で他社との価格競争において決して安くはありませんが日本製太陽光パネルの誇りだと思います。長州産業の太陽光に関するページはこちらです。

日本に唯一残った自社生産の太陽光パネルメーカーです。皆様もご注目下さい。

 

では⒈REC Solarですがこのメーカーはノルウェーです。しかし製造工場はシンガポールにあります。

場所的に中国と近いですがウイグル自治区で生産された商品は一切使用していない証明書を出してくれました。

 

 

こちらになります。和訳したのが以下になります。

 

証明書を直ぐに出せるって凄いですね。REC Solarに関する情報ページはこちらです。

どちらも製品にしっかりこだわったメーカーですので安心してお客様の屋根に設置できます。私が以前書いたREC Solarに関する情報で更に詳しブログです。

↓↓↓

「太陽光パネルの「出力保証25年」と「製品保証25年」の違いとは？REC Solar の実力」

 

という事はフェアトレードされた商品が屋根に載り、安全でクリーンな電源で安心した生活を光熱費を削減しながら送ることが出来るという事になります。

 

まだまだ再エネ業界はこれからです。

お客様により良い太陽光発電生活を楽しんで頂くために私も学び続けより良い商品とシステムをお届けできるように頑張ります。

それでは長文でしたが最後までお読み頂きありがとうございました！

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