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ソーラーパネルが10年以上経過した状態は?実例を元に確認。

熊本市北区から

太陽光発電を普及させ

本気で再エネ100%を目指す男、

竹本雄一です!


今回のブログは「意外と知られない10年経過のパネルの真相」です。

これを読まれていらっしゃる方は恐らく未だ設置前ではないでしょうか。設置したい気持ちはあるけど、

「営業マンに”パネルが壊れる事はありません”と言われたけど本当だろうか?」

「元を取るころに何かしらの故障が出るのでは?」

「10年後に撤去しなければならないのか?」

「家の屋根に設置して壊れたら撤去するの大変じゃない?」

などご心配の方もいらっしゃると思います。

 

確かに可能性はゼロではありません。今回のブログをお読み頂くことで、

「なるほど!こんなソーラーパネルを選べば良いのか!」

と、ご納得頂けると思います。最初に言っておきますが「安物買いの銭うして(熊本弁:うしてる→捨てる)」は本当です。

私のブログはいつも長文ですが最後までお付きあい頂けましたら幸いです(^^)

 

では早速。

⒈ 10年以上経った太陽光パネルの現状は?

住宅用太陽光発電に焦点を当てたブログになるのですが住宅用だとソーラーパネル枚数が10~30枚程度なのでなかなか比較が難しく。

ですのでソーラーパネル設置枚数が多い少し大きい発電所の例をとってご説明して行きます。

では早速、10年経ったソーラーパネルをどの様にして検証するのでしょうか?

少しだけ詳しい方なら「パワーコンディショナーで電圧を測れば分かります」と言うかも知れません。しかしそれでは全く問題外です。

詳しい私たちからすると素人同然の発想です。

では、一枚ずつ取り外して測るのでしょうか?これもまた住宅用の屋根に設置した発電所では難しい話しになります。

では一体、どの様にして数年経過したパネルの健康状態を測るのか?

その答えが下の写真です。多くの方が一度はテレビなので見たことは有るのではないでしょうか。

サーモカメラにより撮影した映像を。

 

 

流石に発電所のサーモカメラ映像は見た事ない方が多いと思いますので、実際の航空写真がこちらです。

サーモカメラ写真を見たことがない方の為に少しご説明しておきますと、この写真は少し大きい発電所を上から航空写真で撮影したものになります。恐らく70メートル×70メートルぐらいの写真になります。左上に見える白い物体が車になります。

大きな横長の長方形がソーラーパネルの集合になります、その中に線が入っている小さな長方形がソーラーパネル一枚一枚になります。

これを上空から撮影してパネルの状態を一括して見る方法が一般的に行われる方法になります。

 

⒉ 10年以上経った太陽光パネルの真相を暴くためには?

結論から言いますと、サーモカメラが一番効率よく暴くことが出来ます。

他にも太陽光パネル専用の計測器やIVカーブトレーサー、EL試験などがあります。

しかしこれらにはメリットデメリットが多くありまして、専用機器はかなりの専門家でないと読み取りが難しいです。ちなみに私も読み取りが難しいです・・・。(それぐらい難しい技術という事です汗)

EL試験も撮影さえしてしまえばある程度知識がある方なら不良個所が直ぐに分かります。これなら私にも判断できるぐらい分かり易い画像が撮れます。

しかし、試験機器の価格が高過ぎて買えませんし、買わずともレンタルもできますがそのレンタル費用も高額です。

頑張ってレンタルできたとしても1枚1枚取り外して試験機の中に入れて数分かけて試験すると言う途方もない装置になります。

そこで、それぞれのメリットをバランスよく持ったのがサーモカメラでの撮影となります。

それを詳しく見る技術を付ける事によって様々な対応が可能になります。

それでは今一度先程の写真をご覧ください。

 

 

よく見ると、色がパラパラと違う部分が見えますでしょうか。

この色が違う部分がサーモカメラで見ているので温度が違う箇所になります。

この温度のバラツキが見える事によって計測器では決して見えないパネル表面の異常温度上昇が分かるのです。

それをホットスポットと言います。次の章でご説明させて頂きます。

実は5年も経過すると様々な原因からこの様なことが徐々に起きて行きます。

 

⒊ 太陽光パネルのホットスポットとは?

ホットスポットとは簡単に言いますと、

パネル一枚単位を見たとき、約15cm四角のセル一枚当たりやパネルの裏側に付いている電気を集合させる(ジャンクションボックス)部分が他の箇所と比較して異常に温度が上がっている状況を言います。

下の写真をご覧ください。

 

 

十字の中心が「91.5℃」と表示しているのがお分かり頂けると思います。その横にも同じように真っ赤に色が違う部分がありますね。これも同じくホットスポットになります。

これが一つの四角で約15cmあるので局所的に異常温度上昇と見て取れます。恐らく周りのセルの色から判断するに30~40℃の温度が高いと見込めます。

これらが直ぐにソーラーパネルの発電量減少に直結するかと言いますとそうではないのですが明らかに何かしらの不具合であることは明確です。

次に別パターンのストリングホットスポットがあります。

以下の写真です。

 

 

左右の写真で比較して頂けると分かり易いですが一見見た目には何の異常もないソーラーパネルがサーモカメラでかざすと。

ソーラーパネル1枚に対し、横ライン(1/3程度)部分の温度が上がっているのが分かりますでしょうか。

これがソーラーパネル1枚に対して起きてしまったストリングホットスポットとなります。

ソーラーパネル1枚の中に3系統に回路が分かれていることが多いので1系統だけ異常が起きているという事になります。

10年も経たずしてこの様な事例が現れるのですが、これが直接の原因で発電低下になる事は詳しく調べて行かないと証明できません。

それでは次の章では、ソーラーパネルを繋いだ回路のホットスポットに関してです。

 

⒋ 太陽光発電システムのストリングホットスポットとは?

ホットスポットに関しては前の章で解説しましたので詳しくは述べません。

では、システムを組む際に太陽光パネルを10~20枚(住宅用の場合10枚)前後直列に接続するのですが、その回路ごとホットスポット状態になってしまっている写真が以下です。

 

写真では18枚の直列に繋がれたソーラーパネルが全て他のパネルと比較して温度が上がっていることが分かります。

これが系統に対してのストリングホットスポットとなります。

この原因は工事で出た可能性もありますが直列に接続されたソーラーパネルは全て同じ反応をする特性があるので原因を究明するためには全て接続を外したり大変な作業になります。

いよいよ次の章から実データを元に検証して行きましょう。

 

⒌ 大型太陽光発電の故障率を実際のデータから検証する

以下のデータはソーラーパネル有名メーカーの発電所を実際に訪れて実際にサーモカメラ監視し出したデータになります。

こちらデータは弊社がメインで扱っておりますRECSolarのホームページより拝借したデータになります。

 

 

分かり辛いデータですので簡単に解説します。一番下の数字だけご覧ください。

様々な発電所を廻り様々なメーカーのソーラーパネルを観察した結果、トータル15,601枚のパネル中、82枚の何かしらの不具合を起こしている可能性があるソーラーパネルが見つかった。

という事になります。

比較対象として不具合になる可能性を確率で計算しますと(82÷15,601×100=)0.53%となります。

「200枚に約1枚」の確率です。如何でしょうか?

これを「思ったより少ないな」と思われますか?

それとも「案外、不具合って出るものなのね」と思われますか?

 

それでは弊社が現在イチ押ししておりますパネルメーカー「REC Solar」の場合です。

 

 

同じく一番下の数字だけご覧ください。

様々な発電所を廻り自社のソーラーパネルを観察した結果、トータル175,583枚のパネル中、20枚の何かしらの不具合を起こしている可能性があるソーラーパネルが見つかった。

という事になります。

比較対象として不具合になる可能性を確率で言いますと0.01%です。

「10,000枚に約1枚」の確率です。

先程の確率と比較すると1/53です。検査パネル数は多いのに不具合の可能性がある検出された枚数は少ないという結果。

実データを元にしても驚異的ですね。

方や200枚に1枚の何かしらの不具合。方や10,000枚に1枚の何かしらの不具合。

この時点でもさすが!と言いたいです!

 

⒍ 高性能ソーラーパネルが10年経過すると?

それではそんな素晴らしいソーラーパネルをサーモカメラで見るとどうなるのか?

それが下の写真になります。

 

全くきれいです!

次に発電量として見て行きましょう。

 

⒎ 10年以上経過したソーラーパネルの発電量は?

以下の写真は弊社で実際に施工させて頂いた発電所のデータです。

先ず下の写真は発電して8年が経過したとある有名メーカーのパネルになります。

小さな数字がパネル1枚当たりの発電量になります。

 

 

数字にバラツキがみられるのが分かりますね。これは仕方のない事なのですが実際に数字で見れると納得度が高まります。

次に下の写真がRECSolarが9年経過した実際のデータになります。

 

これも確かにバラツキはあります。しかしこのバラつきが小さいほど優良なソーラーパネルと言えます。

余談になりますが、これも実際に見える化されている所が素晴らしいです。これを実現するのが弊社のもう一つのイチ押しメーカー「Solar Edge」と言う世界ランキング1位のパワコンメーカーになります。詳しく知りたい方は私が書いたブログをご覧ください。

話しを戻しまして、まとめに入ります。

※今回のブログの写真やデータは全てREC SolarのHPブログより拝借しており、メーカー様の了承を得て作成しておりますこと最後にお伝えしておきます。

まとめ

つまり、太陽光パネルは長期目線で選んだ方が絶対に良いという結果です。

多くのソーラーパネルメーカーが存在します。その全てを個人で把握することは難しいでしょう。ですのでぜひご検討の際に聞かれて見て下さい。

「御社はなぜそのソーラーパネルをお勧めされるのですか?」

と。この問いに言葉が詰まるようでしたらその会社自体の考え方が問われると思います。

弊社は常日頃から「お客様により良いものを適正価格で」を心がけておりますので即答できます。

また多くのメーカーを調査し自社目線ではありますが最善のシステムを常に追求しております。

更に安心材料としてREC Solarは施工に関してプロフェッショナル制度を採用しておりまして弊社も登録されています。登録施工店情報はこちらです。

これに登録していると他社メーカーには決してない不良パネルが発生した場合の交換費用も補填されます。

これの何が言いたいのかと言いますと、「施工費用もメーカーが見るから安心ですよね」と言う単純な話しではなく「世界中にこれを保証している訳ですのでしょっちゅう不良が出ていたら会社が成り立ちません。しかしそれを請けて立つぐらい不良が出ない自信の表れなのです」と言う奥深い自信があるからこそできる保証なのです。

そんな安心できるソーラーパネルをお家の屋根に如何でしょうか。

 

今回の記事も如何だったでしょうか。そんな良いパネルがあるならぜひわが家にも採用したい!と想って頂けたのであれば幸いです。

熊本県内の方で「ちょっと聞いてみたいんだけど気が引ける・・・」と思われるのであれば思い切ってお電話ください。弊社は女性スタッフが丁寧に対応させて頂いております。

普通の太陽光発電業者さんみたいにグイグイ来ることは決してありませんので(笑)

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長文を最後までご一読頂きありがとうございました。

タケモトデンキ㈱ 代表取締役 竹本雄一


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